今回の記事はかなりマイナーなTipsだと思いますが敢えて書きます。
Windowsコマンドプロンプトを開くとタイトルバー部分に表示されている題名は「コマンドプロンプト」ですよね。
普通に使う分にはそのままでも良いですが、ちょっと変えてみたいって思うときありますでしょうか?
実はコマンドプロンプトのタイトルバーの文字列は変更出来るのです。
titleというコマンドで。
使用頻度は殆どないと思いますし、覚えなくても業務への支障は殆どありませんがそれでも興味がある!って方は是非見ていって下さい。
タイトルバーとは
タイトルバーとはWindowsアプリケーションのウィンドの上部にある帯部分の事です。
帯部分には大抵の場合はアプリケーション名であるとか、Explorer(エクスプローラー)だったらフォルダ名が入ってたり。(上記だとコマンドプロンプトと)
Windowsの各アプリケーションはタイトルバーを制御しておりましてアプリごとに文字列が異なります。
普通に使う分には「コマンドプロンプト」のままでも全然問題ないですが、変えたいってシーンは場合によってはある・・・でしょうか?
コマンドプロンプトタイトルバーのタイトルを変えたいシーン
筆者が思いつく限り列記してみました。
- ドキュメント作成時、コマンドプロンプトの画面を貼り付ける際により分かりやすくしたい(○○画面とか変えて画像で判断できるようにする、みたいに)
- コマンドプロンプトを複数立ち上げた際にどの画面が分からなくなるので目印として変えておく
- 監視オペレーターが操作する際に分かりやすく変えておく
など。
titleコマンドの使い方
では、titleコマンドを使ってタイトルバーのタイトルを変えていきましょう。
至って簡単なのですぐに覚えるかと。
構文は以下です。
title [文字列]
文字列はダブルコーテーションで括らないでも大丈夫です。
タイトルを「山田先生」に変えたければ、
title 山田先生
と打てば瞬時に変わります。
ほら、この通り変わるのです。
titleコマンドはコマンドプロンプトを閉じればもとに戻る
titleコマンドは今実行しているコマンドプロンプト画面のみに適用され、閉じればリセットされますので永遠に変わることはないということです。
永遠に変えたい場合は環境変数で指定すれば変えられそうですが、あまりメリットはないかも。
あくまで1画面のプロンプトで実行中の場合のみ変更が保持される仕組みです。
titleコマンド使うシーンは殆どないけどご参考程度に
以上、titleコマンドの使い方を説明してきました。
使うシーンは正直言って殆どないですがご参考まで。