Windowsのコマンドプロンプトで作業していると、プロンプト画面が文字でいっぱいになってしまい見ずらいなど困ったことありませんか?
こんな風に文字だらけで次の作業する際どうしていますか?
- (何も入力しないで)Enter連打して(見た目の)画面をクリアする
- コマンドプロンプトを閉じて再立ち上げ
この辺りはどなたでも試しそうですよね。僕もそうでしたし。
Enter連打だと一応綺麗にはなるけど、入力に多少時間がかかりますよね。押しっぱなしだとしても。
しかし!こんなだるいことしなくてもコマンド1つでプロンプト画面がクリアできるコマンドが存在するのです。
それが「cls」コマンドでございます。
使うシーンは大分限定されますけど、作業効率を考える上では覚えておいて損はないのでマスターしましょう。3文字なので覚えやすいですし。
clsコマンドとは
構文は簡単でパラメータはありません。
cls+Enterキー と入力するのみ(実行場所はカレントディレクトリなどなんでもOK)
ちなみに同じようなことをMacのターミナルで行う場合はclear(クリアー)と入力すれば良いのです。Macはコマンドの他にショートカットも存在しますが、それは後日別記事に出来ればと思います。
clsコマンドで画面クリアしよう!
では早速事例をご紹介しましょう。
作業しているとプロンプト上には色んな文字列が表示されていて時にはうざかったり、みずらかったりしますよね。綺麗に消し去りたい!って思ったことは数知れず。
コマンドプロンプトを再立ち上げしたり、Enterキーで文字列を上にスクロールさせて見た目をクリアすることでもOKですが、ちょっと時間かかりますよね?
でも、そんな悩みは今日でさようなら!
表示されているプロンプト画面上で「cls(すべて小文字)」を入力しEnterキーを押してみましょう。
なんていうことでしょう!!!
今まで表示されていた内容が消えてしまい完全にクリアとなりました。
コマンド入れてわずか1秒以内の出来事です。
とっても楽ちんで、一瞬で消えてくれます。
スッキリ♪
clsコマンド実行の際の注意
とまあ、便利なコマンドではありますが、実行する際の注意を述べておきます。
- clsコマンド実行後は表示内容が全てクリアされます
- クリア後は元に戻せません。
消えてものは元に戻らないので、保存したい内容があればコピ&ペーストで別ファイルに書くか、実行結果をファイルに出力するなどして事前に保存しておきましょう。
clsコマンドで作業効率をUPしよう!
さて、超簡単なclsコマンドいかがだったでしょうか。
筆者個人的には2019年に存在を知ったぐらいなので意外とマイナーなのかもしれません(僕がスキル低いだけかもしれないけど。)
clsコマンド使って作業効率をUPさせてみては如何でしょうか。
いちいちコマンドプロンプトを再立ち上げするなどしないでも出来ますので!
それに傍から見たら「こいつ出来るな」って思われるかもしれませんよ(笑)